
ポイント
81話と言う超ロング中国時代劇に評価は付けられません!!
まっつんつんの独断と偏見での評価でさえ、総製作費58億円の中国史に輝くヒロインに対しての評価に物怖じしてしまうような長編時代劇ドラマでした。
基本情報
中国の戦国時代、楚の国の夜空に“覇星”が現れ、まもなく生まれる子が国を制するという予言が国王のもとに届けられる。ところが、生まれたのは男児ではなく女児だった。国王を父に侍妾・向氏を母に持ち、ユエ(月)と名づけられた女の子はすくすくと育つ。そんな彼女らを亡きものにしようと罠を仕掛ける王后・威后。ついに向氏は我が子を守るために決死の手段に出る。幼なじみの貴公子・黄歇は後宮から追放されたミーユエを支え、互いに愛を誓うが…。やがてミーユエは運命に逆らえず、義母姉 ・羋姝の秦への輿入れに同行。恵文王から寵愛を得たミーユエは次第にその才腕を発揮。朝政に参加し、秦の強大化への礎を築いていく…。(引用:ミーユエ公式サイト)
全話81話(2016年中国制作)

●キャスト
芈月(ミーユエ)/芈八子 ・・・ 孫儷(スン・リー)
黄歇(こうあつ)/黄欠 ・・・ 黄軒(ホアン・シュアン)
羋姝(びしゅ) ・・・ 劉涛(リュウ・タオ)
嬴駟(えいし)/秦王 ・・・ 方中信(アレックス・フォン)
張儀(ちょうぎ) ・・・ 趙立新(チャオ・リーシン)
庸芮(ようぜい) ・・・ 鞏崢
樗里疾(ちょりしつ) ・・・ 宋佳伦
公孫衍(こうそんえん) ・・・ 曹衛宇
司馬錯(しばさく) ・・・ 李君峰
甘茂(かんぽう) ・・・ 金鐵峰
屈原(くつげん) ・・・ 祖峰(ズー・フォン)
商鞅(しょうおう) ・・・ 施京明
翟驪(たりく)/義梁王 ・・・ 高雲翔(ガオ・ユンシャン)
魏琰(ぎえん)/魏夫人 ・・・ 馬蘇(マー・スー)
嬴夫人(もうふじん) ・・・ 蔡雯艷
衛良人(えいりょうじん) ・・・ 殷旭
樊長使(はんちょうし) ・・・ 斓曦
孟昭氏 ・・・ 徐百卉
魏頤 ・・・ 馬思純
芈茵(びいん) ・・・ 徐梵渓(シュー・ファンシー)
嬴華/華公子 ・・・ 迟佳
嬴蕩(えいとう)/嫡公子 ・・・ 于天陽→ 杨嘉华
嬴稷(えいしょく) ・・・ 張浩庭→陈鸿锦
孟嬴(もうえい)/大公主/燕王后 ・・・ 毛俊杰
玳瑁(たいぼう) ・・・ 李蓓蕾
葵姑(きこ) ・・・ 井星文(ジン・シンウェン)
魏冉(ぎぜん) ・・・ 張鈞涵→尹榮浩→岳訓宇
芈戎(じゅう) ・・・李泓良→李慶譽→李澤鍇→樓子鉉
狼(ろう)/白起(ばいち) ・・・ 裘慕遠
●スタッフ
監督:ジョン・シャオロン(鄭暁龍)「宮廷の諍い女」
脚本:ジャン・ションナン(蒋勝男)/ワン・シャオピン(王小平)
まっつんつんの評価

再放送を、BS12で視聴していましたが、本当に長編時代劇であり、なぜか70話以降が録画で撮れてないという事態になり、途中から有料でRakutenTVにて最後まで視聴しました。
※BS12にて、まだ放送中だったようす(笑)
視聴し終わった時点で、最初の方を忘れてしまうかもしれない長さでしたが、私の記憶によれば、
- 「楚の国」での侍妾の娘として卑下されていた頃、黄歇(こうあつ)との恋愛時代
- 「秦の国」での大王に見初められたが、信頼していた義母姉(びしゅ)にジェラシーを抱かれた時代
- 「燕の国」へ人質として出され苦労する時代
- 「秦の国」へ戻り、義渠君と結ばれ、女帝として天下統一する時代
と言うように勝手に分けてしまいました。
その区切りごとに様々なドラマがあり、視聴していても楽しく、そしてハラハラする面がありました。
1と2の頃のミーユエは、まっすぐで様々な王室の問題に対しても耐えながらも黄歇(こうあつ)に助けられ困難を乗り越えているような時期でした。このまま、黄歇(こうあつ)と・・・って思っていましたが。
2での頃の「秦の大王」との関係においては、大王の寵愛を受けて始めてからの義母姉(びしゅ)の計略に陥れられても信じる健気なミーユエにジレッタイ気持ちにもさせられますが、ドラマに引き込まれてしまいました。
3、4辺りの55話移行から、ドラマの内容は一気に動き出しますね。
これから視聴する方の為に、これ以上は書きませんが、
ミーユエのどん底から這い上がって女帝になるまでが凄い勢いで進展していきますので寝不足覚悟の視聴
になるかと思います。さて、まっつんつんの評価に行かせていただきます!
※★5個が最高レベルにて評価
- ストーリー展開・・・★★★★
- 胸キュン度・・・・・★★★
- 適度な話数・・・・・★
- ドラマの深さ・・・・★★★★
- 最終回の終わり方・・★★
総合評価は、「★★★」とさせていただきました。
私の評価が低い理由は、
ココに注意
長編で気軽に視聴できない長さ
であるという事です。
時間が沢山あって、ゆっくりと内容を味わってみたいという視聴者にとっては最高のドラマかもしれません。
独断と偏見の私の評価が低い理由は、2回目を見たいと思うかどうか?なのですが、また見たいとは思わないので評価は低くなってしまったかもしれません。
このドラマはフィクション?
宣太后(せんたいごう - 紀元前265年)は、中国戦国時代末期の楚の女公子で秦の王太后。(引用:Wiki)
Wiki様の情報や、ネットから調べてみると、ミーユエは実在したようですね。
だれもその時代の事は分かりませんから、残された文献などでの推測でしかありませんが、ドラマの内容もフィクションだらけでも無いようですね。
特に、義渠(ぎきょ)人の義渠君の存在には装飾として付け加えられたような感じがしましたが、義渠君も実際に存在しており、2人の子供もいたようですね。
ドラマ内のミーユエは、秦王との間に、公子稷(後の昭襄王)を産んで一人のような設定でしたが、実際は、公子市(高陵君)と公子悝(涇陽君)の3人いたようです。
更に、義渠君の間にも2人いたという事は、5人の母だったってことですね。
ドラマの中では、ちょっと年齢が分からず、特に義渠君との間に子供をもうけたときには、秦王との子供が大王になっていた訳ですから、高齢出産ですかね?っておもっていたら年齢を想定したページを見つけたので貼っておきます。
しかし、女帝となって約40年間も秦を支えてきた人ですから何かとスゴイ人ですよね。
更に、この時代で73歳くらいまで生きたようなので、それもスゴイ。いったい何食っていたのかも興味が湧きます。